「ピアノの先生」を始めて、今月でちょうど1年になりました。
憧れの先生を追い続けて早くも25年。
先生みたいに上手になりたくて、先生みたいになりたくて、気付いたらずっとピアノを弾いていた私。
ウィーンでは、大好きな師匠に、一度泣きながら「私、あなたみたいな、先生に、なりたいんです…!ぐすん…!」と、切実に訴えたことがありました。師匠は満面の笑みで、「Gut!(よし!)」と言って、にこにこしてくれたっけ。
そんなこんなで、去年の10月、ようやく私はピアノの先生になりたいという夢を叶えたのでした。
以前、小学1年生の生徒さんに
「先生は小学生の頃、何になりたかったん?」と割りと真面目に聞かれました。
「お花屋さんか、美容師さんか、ピアノの先生になりたかったよ!」と答えると、
目をキラキラさせて
「え!今やん!!!」
と言ってくれました。
「そうだよ!だからね、なりたいものがあったら、ちゃーんと頑張ってたら叶うんだよ!」
とお話したのでした。(^^)
お教室はとっても楽しいです♪
毎回新たな発見と笑いがあり、生徒さんたちにたくさん癒されて、たくさん元気をもらっています。
教えることは教えられること。生徒さんから質問があるたびに、はっと気付く瞬間が何度もあります。
私にとってレッスンが楽しみなように、生徒さんたちにとっても、通うのが楽しみな場所になってるといいなぁ(^^)
やっぱり私は、音楽とピアノが大好きなんだなぁ。
ピアノを嫌いになりそうになったことも、やめちゃいそうになったこともありますが、やめなくて良かったなぁ〜〜
と、思う今日この頃です。
初心を忘れず、常に新鮮な気持ちでお仕事できたらいいな!まだまだ頑張ろ!
今月はコンクールの審査員として初めて審査する側へ立たせていただきます。
ドキドキ…!
それでは、また(^^)
写真はピアノの部屋の前のお庭の一角より。
すっかり秋色です。