昨日、3月31日、浦安文化会館にてvocalconsort initium(ヴォーカルコンソート・イニツィウム) さんの2nd concertにピアニストとして参加させていただきました。
vocalconsort initium さんは、友人の合唱指揮者・谷郁さんと柳嶋耕太さん両名の下2015年に設立された新しい室内合唱団です。
今回は、ブラームスの作曲した合唱とオーケストラのための「運命の歌」という曲を、作曲家自身がオーケストラパートをピアノに編曲したバージョンを演奏するということで、ピアノを担当させていただきました。
谷さんとは留学直前のドイツ語学校のクラスで知り合いました。留学中には一緒にウィーンフィルやオペラを立ち見で見たり、長期休暇には旅行に行ったりと、私の留学生活を語る上で欠かせない大事な友人の一人です。
そんな谷さんの合唱団の演奏会でピアノを弾かせてもらえるなんて、本当に嬉しかったです。
アカペラの合唱曲の響きの美しさ、声の多彩さ、楽器とは違った声ならではの柔らかな音楽表現…etc
びっくり感心することばかりで、ずーっと聴いていたくなりました。
コンサートは前半がイースターにちなんだキリストの受難の曲の数々。
後半はブラームスの世俗的なアカペラ合唱曲とピアノソロの間奏曲を交互に演奏するスタイルでした。
一緒に演奏したブラームスの運命の歌は、本当に素敵な曲でした。
合唱が入ってきた瞬間はまるで本当に天界で天使たちが歌っているかのようでした。
柳嶋さんの指揮のすごさは言葉では表せません。いやぁ、すごかった!そして一緒に音楽をつくる時間の楽しいことと言ったら!
やっぱり私は誰かと演奏するのが大好きなんだなぁ、と改めて感じました。
今回、久しぶりにブラームスのピアノ小品にも取り組みました。ブラームスの晩年のピアノ曲は特に彼の個人的な感情が込められているように思います。
Op.118-2はもっともっと弾き込んで味が出せるようになりたいなぁ。
昨日の演奏会は私の心にずっと残るであろう素敵な演奏会となりました。
vocalconsort initium の皆さん、そして谷ちゃん耕太さん、スタッフの皆様、ありがとうございました!
ご来場くださった皆様、ありがとうございました!
今後もvocalconsort initiumさんの活動に乞うご期待!です。
さて、今日から4月!
新年度も頑張ろうと思います。(^^)
浦安は桜の綺麗な街でした。